上海市紹介
《上海の沿革》
【租界】
中国の開港都市で、外国人がその居留地区の政府・警察を管理する組織、およびその地域。1845年イギリスが上海に創設、一時は8か国27か所に及んだ。第二次世界大戦中に消減。
租界は、国際近代都市上海の発祥の地であり、そこからさまざまな「モダン伝説」が生まれている。芥川龍之介、谷崎潤一郎、佐藤春夫、金子光晴ら、日本を代表する作家や詩人も数多く租界を訪れている。
【南京路と准海路】
南京路エリアは100年以上も前から栄える上海一の繁華街である。黄浦江に続く東側が南京路、日本から進出したデパートの梅龍鎮伊勢丹などがある西側が南京西路。
南京路と並行して東西に走る准海路にたたずめば、ここは中国か、と思わず疑うほどの最新流行のファッション、化粧品、バッグなどのブランド品がショーウィンドウに並んでいる。通りを歩いている人たちのファッションもあか抜けている。准海路エリアは旧フランス租界だが、若者向きの洒落たカフェ、レストラン、バーが軒を連ねている。
華亭伊勢丹をはじめ外資系ファッション・デパート、ブランドショップ。民族系高級衣料店が店を構えていて、それぞれの商売が成り立っているところを見ると、それだけの需要があるということだ。
【上海語】
上海語も呉方言の一つである。方言の中でも比較的新しい方言で、19世紀半ばに租界ができ、浙江省や江蘇省から多くの民族上海に流入し、彼らによって呉方言のさまざまな方言が混ざり合ってできたのが上海語であるといわれる。
【中国平均の4.3倍も高い上海一人当たりのGDP】
約3,114ドル(US$)
【中国四大料理】
「北京料理」「上海料理」「四川料理」「広東料理」
上海料理の特徴は、素材の持つ風味を大切に、それでいて多くの人の口に合うように調理するところにある。料理の味はそれにいちばん高い金を支払う食通の金持ちの舌によって進歩するといわれるが、租界を支配する裕福な欧米人たちの舌に吟味されて育てられた上海料理は、洗練された味わいを持つ。
【上海は香港を追い越せるか】
「東洋のウォール街」と呼ばれた1930年代の繁栄を復活させたいというのが、上海市政府と北京の中央政府の願いである。
21世紀、そう遠くはない時期(上海経済が香港経済と肩を並べられるようになった時)に世界のリーダーとしてアメリカと二分することになるだろう。